Joomlaの基本的なHTMLエディターとしてはTinyMCEが採用されていますが、そのコアシステムを拡張する形で供給されているのがJCEエディターです。
基本機能
JCEエディターには無料版と有料版がありますが、私は殆どの場合有料版をインストールして使っています。
無料版でも以下の事が可能です。
- オフィスのような機能と使い慣れたボタンにより、書式設定が簡単に可能
- 直感的で使いやすいインターフェイスを使用して、画像をアップロード、 名前変更、 削除、 切り取り/コピー/貼り付け、などができます。
- リンク機能においては、サイト内のカテゴリ、 記事、 ウェブリンク、 連絡先 へのリンクを 作成します
- WYSIWYGモード、コードモード、プレビューモードを簡単に切り替えることができます。
- テーブルの作成、スタイルの編集、テキストの書式設定など可能
- ブラウザのスペルチェッカーを使用した統合 スペルチェック
- Editor Profilesを使用して、エディターのレイアウトと機能をきめ細かく制御
また、Pro版(有料版)では
- 画像の編集、サイズ変更、サムネイル化
- オーディオとビデオを管理し、YoutubeおよびVimeoビデオを簡単に埋め込みます。
- ファイルへのリンクを作成するか、記事に埋め込みます
- 画像にスタイル付きキャプションを作成する事ができます
- フル機能のソースコード編集
- Markdownの統合サポート
さらに便利な機能として、ユーザーやユーザーグループで利用できる機能をプロファイルとして保存でき、ユーザーに合わせた機能制限が自由にできます。
これは、一般ユーザーというよりも私達製作者にとって有益な機能だと言えるでしょう。
その他、多くの機能がウェブサイトを構築する側にとって、便利だと思えるものが多いため、様々な部分で有効です。
JCE Editorの有効化
JCE Editorをインストールした後、有効化するためには、管理画面から基本エディタを切り替える必要があります。JCEにはその他ユーザーと紐つけて使えるユーザーを管理するような機能もあります。